3年前の2017年に、脳梗塞を起こして以来、記憶のかけらがランダムに無くなっていることに気づいた。いわゆる記憶喪失。
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「忘れているのに、どうして忘れたことに気づいたの?」
なるほど、それはいい質問です笑。
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それまでライター業しながら、宣伝業界で働いていて、入院中に上司がお見舞いに来てくれた時に言われました(苦笑)。
言われた時は、嘘、そんなことない!
なんて思っていたんだけど。
それまでのわたしが思い出せない。
わたしは、もっとテキパキ働いていたのだろうか、辞めた今となっては分からないけど、昔のメールのやり取りを見たときに、この人誰?って。
ボイスレコーダーの声も強いし、めちゃくちゃ仕事してるなぁこのひと。
病気の後、わたしに残ったものはなんだろうと考えた。
以前の文章を見ると、俳句も取材の文章も、頭で書いていたように感じる。コンピュータのような感覚。
でも、いまは、ふわっとしていて、ぶっつけ本番の方が好きだし、楽しいと思えるところが違うのかもしれないなあ。
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以前は、文字を「もの」として扱っていたのかもしれない。いまは、魂が込められていると感じるし、無限に生まれてくるわくわくもある。
無理に思い出さなくて良いし、代わりにもっと違う記憶が出てくる時もあるから、そう悪いことではないよね✨✨きっと、きっとそうだよ、と誰かに言って欲しい💕
きょうの俳句説明
季語は「七変化」紫陽花(あじさい)の異名です。